生命保険の乗り換え？見直し？メリットやデメリット注意点をプロに聞いてみた#25

・生命保険屋も商売だから一番儲かる商品を提案するの？
・生保の見直しは誰に相談するのがベストなの？
・生命保険を乗り換えたらどんなデメリットがあるの？

など、支出の見直しやFIREを目指し節約情報を集める人から様々な疑問や質問をいただきます。

もしあなたもこのような疑問がお有りでしたら、ぜひこの記事を参考にして頂き、生保の見直しに対するモヤモヤを解消し、「すっきり納得！」してみてくださいね。

強度のHSS型HSP気質であるキラテンが、勇気を出して専門家に聴きにくい質問をぶつけてみました！

今回も投資のプロ、川浪社長をゲストにお迎えし金融業界の裏側をしっかりお話頂いております。

株式会社ABCナレッジアカデミー
代表取締役　川浪一晃 さん

ご自身も生命保険を仕事のメニューとして扱っているだけに、キラテンの切り込んだ質問にはタジタジの一面もありました😊
ぜひ、音声でもご確認ください。

一番儲かる生命保険だから見直しをするの？

前回の川浪社長のご説明にもありましたように、生命保険を扱う(売る)立場としては、医療保険が最も利益率の高い商品となります。

その理由の一つに、「死亡は人生に一回、医療は人生に何度も」という背景があると川浪社長はおっしゃっておられます。

医療保険はその人にあったプランを考えやすいようにオプションが充実しています。
「カスタマイズしやすい」というのは「単価が上げやすい」という一面もあるので、保険屋さんがコントロールで追加しやすいという背景があるのです。

こう聴くと、「保険屋ばかり儲けさせるのは気に食わない」という感情になる人がいるかも知れません。
しかし、その考え方は視野が狭くなっている可能性があります。

あなた自身や身近な人のビジネスモデルを振り返ってみてください。
「利益率が高いサービスはこれ」という側面がきっとあるはずです。

例えば回転寿司というビジネスモデルは、一般的に「まぐろ」や「うに」などの利益率は低く(原価率が高く)、「たまご」や「ツナサラダ」など子供が好きなネタは利益率が高いと言われています。

このビジネスモデルに対して、「儲けさせるのは嫌だから『まぐろ』や『うに』ばかり食べてやる！」という行動をしたとしたら・・・どんな気分になりますか？

生命保険というビジネスモデルは社会にとって必要なものだという事はお分かりのはずです。

回転寿司や生命保険といった「仕事」を否定するのでは無く、扱っている「人」や「提案方法」に注目するのが良いバランスである事は理解できますよね。

そのバランスを考慮して、自分が主役となる「アイメッセージ」を意識します。

あなた(保険屋さん)では無く、あくまで「私」が主語なのです。

「誰かが儲かるかどうか」にとらわれず、「自分がこうしたい」という事を常に大事にしながら、生命保険の見直しをするのが得策です。

生命保険の見直しは誰に相談するのがベスト？

アイメッセージとして「自分は〇〇のために大きな支出となる生命保険を見直したい」という決意が固まったのであれば、ぜひ信頼できる人に相談してみてください。

相談相手は下記の3つを兼ね備えた人がベストです。

1)相談内容を否定せず受け止めてくれる
2)常に提案内容が「相手が望むこと」に基づいている
3)お金のリテラシーが高い人

相談できそうな人が思いつかない場合は、専門家の窓口に問い合わせるのもひとつの選択肢です。

ただし、何を選んでも「何らかのお金がかかる」という意識は必要です。

支払うお金が「相談」に対してなのか、「契約金の何割」に対してなのか、「手数料」に対してなのか、などの違いなだけです。

そうなると、「誰に相談するか」という事よりも、「自分がどうしたいか」を考え抜いた上で「何を相談するか」を決めておく方が優先順位が高いです。

考え抜いた末、「自分は生命保険を見直さなくても良い。むしろ毎月支払っているお金で安全を買えているから幸せだ」と思えたら、それが一番幸福度が高いでしょう。

近くに相談できる人がいない！という場合は、ぜひ川浪さんに相談してみてください。

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生命保険の見直しをするデメリットは？

現時点で加入している保険がどのようなものか？を正しく理解しておかないと、見直しをする事がデメリットになる可能性があります。

保険の内容もそうですが、自分の年齢を考えることも重要です。
この歳で保険に入り直したら保証内容が激減した！というケースも起こりえます。

主に下記のようなデメリットが一般的です。

1)解約した場合、返戻金が元本割れするかも
2)とても良い条件の「お宝保険」を手放すかも
3)相談、決断、手続き、の一連の流れを遂行する精神負担

1)や2)に関しては、相談するときの重要項目となりますので、しっかり聴きましょう。
3)は心の準備ですね。

生命保険に限らず、携帯電話や電力会社、クレジットカードや損害保険などは、変更手続きの一連の流れは面倒なのものです。

生命保険の見直しをやり切るには、明確な意思である「自分がこうしたいから！」という目的が必須です。

成功者やお金のコントロールが上手な人は、皆さん「自分がどうしたい」を持っています。

一見面倒に見えても、「その最初の一回の手続きで、向こう何年間は自分の意志に関係なく自動的に節約ができる」という仕組みが出来ると考えたら行動する価値があると思えてきませんか？

ぜひ、お金持ち体質の考え方をインストールして上手に活用してください。

相談もまだ怖いかも・・・という方は、最小単位となるベビーステップから始めてください。

最初のアクションは小さくてOKです。その成功体験の積み重ねで、FIREへの道を楽しんでいきましょう！

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生命保険の見直しで一番大事なことは？

ここまでお読み頂いたあなたならもうお気づきですね。

生命保険の見直しで最も大事なのは、「自分がどうしたいか」を誰かの答えに流される事なく自分で持っておくことです。

誰かに「生命保険を見直したらお得だよー」と言われた「だけ」では「弱い」のです。

「なぜ見直しが必要なのか？それは○○だからだ！」というあなたの想いが必要なのです。

ここが定まれば、その後は一気にスピードがあがりますのでご心配なく。

FIRE希望なら生保の見直しをしない事がデメリット？

もしあながたが「FIREを達成したい！」という目的を持っているとしたら、生命保険の見直しはかなり効果的だと川浪社長はおっしゃっています。

仮に保険に毎月1万円払っているお金を5,000円まで見直せたとします。
残りの5,000円を年利3%の投資に毎月回せたとしたら、10年で698,707円を積立てる事になります。

生命保険の内容を5,000円に見直す？これってかなりハードルが高いのでは？と思った人には、「そもそも生命保険は無くても良い」という「生命保険不要論」の発想まで抽象化するのもひとつです。

川浪社長は、「日本は公的保障が充実しており、実際にかかった医療費の3割以下の自己負担で済むケースがほとんど。遺族年金も受け取れるので、公的医療保険で概ねカバーできている」とおっしゃっています。

また、保険にお世話になるかも？という確立を正しく理解する事も重要です。

厚生労働省の統計（「簡易生命表」令和元年）では、

30歳の男性の死亡率は0.055％

参照：厚生労働省ホームページhttps://www.mhlw.go.jp/index.html

という事なので、だいたい2,000人に1人くらいの確率で保険にお世話になるかどうか、という統計データです。

良い悪いではなく、この事実から「自分である程度貯蓄をしておけば良いのか」という選択肢がひとつ増えます。

このような冷静な判断が、漠然とした「将来の不安」に対して有効だと川浪社長はおっしゃいます。

「FIRE達成」が目的であれば、生保の見直しは「しない方がデメリット」となるのは、このような理由からです。

生命保険見直しのベビーステップは？

生命保険見直しの相談相手との「共通言語」はたくさんあった方がよりスムースかと思います。
ベイビーステップとしては、下記の書籍を一読するのもおすすめです。
初心者向けの内容なので「読書」のハードルは低いです。

読書習慣がない方は、キラテンポッドキャストからスタートするのもおすすめです。

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