・米津玄師ってどんな才能があるの？
・評論家からすごい支持されているけどなぜ？
・若者からの支持されているアーティストなので自分は関係ない
・何がすごいかよくわからない
・ミーハーだと思われたくない
・売れているヤツはきらい
・攻撃的な表現が多くて落ち着かない
など、ビッグネームだからこそ色々な見方をされている米津玄師さんですが、今回はキラテンが「Lemonを歌って」とオファーがきた事をキッカケに米津ワールドに触れることができたので、ひとつのアートとして考察していきます。
「40代だけど米津さんに興味あるんだよなー」
「いまさら聞けない米津さんの事」
「HSP気質だからアートのチョイスが敏感」
といった事を思っているあなたにはピッタリの内容かと思いますので、ぜひ記事とポッドキャストでお付き合いください。
米津玄師っていったい何者？
監督した米津玄師さん「感電」MVが2億回再生を突破しました。沢山観て頂けてとても嬉しいです。⚡️https://t.co/ukQB2xTr1v https://t.co/pUAVk5fDi1
— 奥山由之 (@okuyama_333) February 1, 2023
歌手のイメージが強い米津さんですが、歌以外の表現方法も多いクリエイターです。
下記にウィキペディアの紹介文章を引用します。
米津玄師（よねづ けんし Kenshi Yonezu、1991年〈平成3年〉3月10日 - ）は、日本のシンガーソングライター、音楽プロデューサー、イラストレーター、映像作家。
参照 米津玄師 - Wikipedia
徳島県出身。本名同じ。所属レーベルはソニー・ミュージックレーベルズ内のSME Records。身長188cm。血液型はO型。ボカロPとしての名義はハチ。
「ボカロP」とは、ボーカロイドなどの音声合成ソフトで楽曲（ボカロ曲）を制作し、動画投稿サイトへ投稿する音楽家を指す名称です。
最初は自分の声を使わず音楽表現をしていたという事ですね。
後に、自分の声での表現を見出していき「米津玄師」名義の今に至る、という流れは、作曲が一番好きなキラテンにとってシンパシーがあります。
身長が高い、星座(うお座)、という共通点もあり、米津さんへの考察にも俄然力が入りました^^
40代のキラテンは、「米津玄師」の漢字の読み方する知らなかったのですが、もしかしたらあなたもそうなのでは？
大丈夫です。「読めない」のが恥ずかしいのでは無く、「知ったかぶり」する事が恥ずかしいのです。
この機会に、着実に定着しましょう✨
米津 玄師（よねづ けんし) さん
です。
「こめづ」では無いですよー。
米津玄師はカラオケで歌いやすいのか？
米津さんのキーは全般的に「高め」ですね。
Lemonサビの最高音は「hiB」です。
レミオロメン「粉雪」の「(こ)なぁ〜」が「hiA」と覚えておくとわかりやすいですね^^
Lemonは最後のサビだけ地声ですが、基本はファルセットで「hiB」を出しておられていますので、無理ない程度のチャレンジで良いと思います。
米津さんの歌手としての表現方法は、ハイトーンを武器にする事があまり無い印象です。
Lemonは乱高下が少なく、母音がなめらかな接点を保ちながら繋がっているメロディーラインが多いと感じましたので、カラオケで歌う場合は、感情を乗せて歌の世界に入りやすいと思います。
米津玄師のLemonはなぜ人気なのか？
ドラマ『アンナチュラル』の主題歌というタイアップが人気の要素だと思いますが、恐らくこれは「キッカケ」のひとつでしょう。
そうなると、ロングヒットとして支持される理由があるはずです。
HSS型HSPなりのアート考察観点では、シンプルに「曲の素晴らしさ」が備わっているからだと感じます。
「曲の素晴らしさ」を「楽曲」「メロディーライン」「歌詞」という、大きく3つに分けて考えていきます。
Lemonの楽曲
シンプルなコード進行構成で、全体を通して「寂しさ」「孤独」が表現されている雰囲気です。
Aメロがマイナーキー、サビがメジャーキー、というバランスはキラテンも大好きな展開です。
曲全体は暗い雰囲気にしていても、サビやラストに「希望」を感じさせる曲は、「この曲を聴いた誰かの支えになりますように」という表現者の愛が感じられるのです。
米津玄師さんのLemonも、聴き終わった後の余韻で「愛」を感じる事ができます。
Lemonのメロディーライン
シャッフルのハネる感じで構成されています。
「聴く」と「歌う」でかなりのギャップがあるメロディーとも言えます。
音符同士がつながって離れたくないままメロディーが流れていく感じは、楽曲と歌詞と連動しているので、世界観が統一されて心地よいです。
歌う際には、特に語尾や後半の音符のリズムがもたれるので、シャッフルである事をしっかり意識して歌わないと気持ちよく無いでしょう。
Lemonの歌詞
文学的な表現が多い印象でした。
そもそもタイトルの「Lemon」も、「レモン」や「檸檬」といった表現方法で文学好きの方々は愛用していますよね。
その事も関連があるのかな？と感じました。
例えば、「暗い」では無く「昏い」という漢字を使う技法などに、米津さんが表現したいヒントを散りばめているのだと思います。
米津さんは、宮沢賢治さんや中原中也さんに影響を受けたと言っておられるそうなので、40代のキラテンには非常に興味深いです。
「愛する人を失った悲しみ」=「失恋」と解釈する人もいると思いますが、もっと意味合いが大きい「別れ」を歌詞に込めているのではないでしょうか。
つまり、この世に残された主人公と、あの世に旅立った相手と、、、といったような、経験値が大幅に上がるような体験の物語だと感じています。
キラテンは、Lemonが収録されている5thアルバム「STRAY SHEEP」を聴いて、米津ワールドを楽しんでいます。
下記のように、知名度の高い曲が多く収録されていて聴きやすいです。米津さんの伝えたい世界観がより理解できておすすめです。
1. カムパネルラ
2. Flamingo ※ソニーワイヤレスヘッドホンCM
3. 感電 ※TBS系金曜ドラマ「MIU404」主題歌、Apple Music CM
4. PLACEBO ＋ 野田洋次郎
5. パプリカ ※Foorin「パプリカ」のセルフカバー
6. 馬と鹿 ※TBS系日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」主題歌
7. 優しい人
8. Lemon ※TBS系金曜ドラマ「アンナチュラル」主題歌
9. まちがいさがし ※菅田将暉「まちがいさがし」のセルフカバー
10. ひまわり
11. 迷える羊 ※大塚製薬「カロリーメイト」CM
12. Décolleté
13. TEENAGE RIOT ※ギャツビーCM
14. 海の幽霊 ※映画「海獣の子供」主題歌
15. カナリヤ
HSS型HSP気質はカラオケをどう楽しむ？
キラテンは、そんなLemonをカラオケで披露するチャンスを頂きましたが、そもそもHSS型HSP気質はカラオケを楽しめるのでしょうか？
少なくともキラテンは「楽しめない」側の人間です^^
人前で何かを披露する、という変化を楽しめない気質である事から、カラオケというシチュエーションはなかなか過酷な環境ですよね。
加えて、キラテンはバンドサウンドを音楽の要としているので、あの電子音の伴奏だけでは、あまりにもパワーが足りないのです。
生ドラムが鳴り響き、人間がかき鳴らすギターとベースの迫力が無いと歌えない・・・なんて言うと贅沢なのですが、その環境で育ってしまったので仕方がない^^
ま、キラテン事情は置いておくとして、HSS型HSP気質の人は基本的にそんなにカラオケが好きじゃあないと思われます。
ただ、「歌う」という、会話や言葉以外で「自分を表現する行為」は決して嫌いではないとも言えます。
なので、一人カラオケは相性が良いかも知れません。
キラテンは、ギター持ち込みでカラオケボックスに行き、1人で熱唱しています^^
原曲キーにこだわりがあるキラテンは、HSS型HSP気質を活かし、「呼吸筋」に興味の対象を合わせて歌の練習に活かしています。
こんな感じの「一人の世界」が保てるカラオケボックスの使い方なら、HSP気質の人も楽しめるのではないでしょうか^^
参考：呼吸筋を鍛えるグッズの紹介記事
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なぜ米津玄師のLemonにチャレンジしたのか？
B'zや洋楽ハードロックのボーカルスタイルが得意なキラテンは、いつもなら米津玄師さんの歌のリクエストはお断りをしていたのですが、なぜ今回はチャレンジしたのか？
それは、キラテンが、「ベビーステップサポーター」という役割を意識したからです。
いつも皆さんに「初めての事を定期的に取り入れて」と伝えている立場のキラテンが、自分のことになると二の足を踏むなんて・・・みっともない姿に思えたのです^^
実際、チャレンジすると米津玄師さんという一人の男の生き様を感じる事ができ、新たなアートの楽しみ方が増えました。
文学的な表現技法、歌以外の才能など、「若い」というフレッシュなだけではないセンスと流儀が備わっているアーティストだと実感できて気持ちが良いです。
これは、メディアや誰かから「経由」された情報では得られない感覚です。
繊細で敏感なHSS型HSPは、まさにこのような感覚を大事にするべきですよね。
このキラテンの「チャレンジの一歩」が、あなたの背中を押すキッカケになれば、こんなにうれしい事はないです。
あなたにとってのベビーステップアクション、応援しています。
一緒にかくれ繊細さんの気質を楽しみましょう。
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