お金や保険に関するセミナーは「マネーセミナー」という名前で、よく見かけるようになりました。
ただ、残念な事に、「勉強したい」という純な心を悪用しようとする怪しいセミナーも存在するのが事実。
一体どうやって見極めたら良いんだろう。
という悩みにお答え致します。

専門家のトキサダ先生はセミナー講師
ラジオの収録は9月の京都。まだまだ暑いです!

爽やかです。

キラテン:ハードスケジュール!
トキサダ:たいたい月一回のペースでセミナーを行っています。
7〜8人が対象で会場は関西が多いです。
トキサダ先生は、ちょうど良い人数を対象に、丁寧でわかりやすい説明をされているようです。
人数を必要以上に多くせず、出来るだけ生活シーンに共通項が多くなるような方々に向けたお話を心がけておられて、質問しやすい雰囲気を作られています。
現役セミナー講師が「最も多い質問」を発表
お金や保険に関するセミナー、いわゆる「マネーセミナー」を開催されているトキサダ先生。
そんなマネーセミナーでは、一体、どんな質問が多いのでしょうか。



何に投資したら一番増えるのか?に高い関心があるのだそうです。
トキサダ:なかでも「先生は何に投資しているの?」が圧倒的に多い質問ですね。
もちろん、答えないでしょ?

トキサダ:いえ、答えます。
キラテン:あんた紳士や、、、
参加者に恥はかかせない行動!僕は敬意を表するッ!
どんな質問にも優しく答えるトキサダ先生ですが、「大前提」があります。

その事を前提にいうと、投資対象の答えは、「全員違うもの」になります。
共働きか、専業主婦か、働く予定か、親の試算はあるか、など置かれている状況が違い、一概には答えがひとつとは言えません。
例えば、老後に対しての質問ならイデコiDeCo(個人型確定拠出年金)を薦める。
今まさに、お金がないという質問には、投資ではなく、今の収入と支出のバランスを見直しましょうと薦める。
トキサダ:投資に見合う商品はありますが、あくまで手段の1つに過ぎません。大事なのは現状把握なのです。
質問に答えるより、本質を見抜く講師が安全
お医者さんをイメージしてみましょう。
いきなり注射はしないはずです。
聴診器をあてたり、喉の様子みたり体温をはかったり、質問をしたり、といった現状把握をしっかり行った上で、処方の手段として、注射や薬投与をするはずです。
安全な専門家はこのステップを必ず踏みます。
お金と保険のプロフェッショナルのトキサダ先生も、当然、このスタイルです。
キラテン:医者の例でいうと、患者さんの状況を知ればするほどアドバイスしやすい、って事だよね?
けど、患者目線なら、信用に足る医者じゃないと、こちらの情報を開示すのが怖いのですよー。コワイんですよね・・・!
トキサダ:その通りですね。
なので、信用できる講師かどうか見極めるのが大事で、その方法もちゃんと存在しています。
この対応をされたら怪しいセミナーと思え

「提案ありきでアドバイスする講師」
だったら、相手にしなくても良いです。
「解決策は人それぞれ」が大原則。問題点を知ろうという努力で現状把握のために質問される講師が信用に足る事になります。
初対面の相談で「この商品にすべき」というアドバイスがあればかなり危険だそうです。
人として自動的に働く「強引だな」という違和感や、防戦本能に忠実で良いのです。
セミナーに参加される場合は「決める権利はこちらにある」という意気込みで挑み、何か違う、という直感が働けば他を当たる、位の気持ちが良いですね。
それでもやっぱり「場数」は大事
とは言え、やはり場数も効果的です。頭ではわかっていても、場の雰囲気や時間帯、その日の気分、体調などで
判断がいつも正常かどうかの保証がないですからね。
・まず場数を踏む
・会話に違和感がない
・解決策を断定しない
・問題を親身になって解決してくれる
という条件がそろったら、専門家として信用して、ようやくこちらの情報も開示していくのが良いでしょう。
お金や保険という、「自分が知らない事だから」という問題に引け目も負い目も感じず、自分の現実を自分自身で知ろう、おわよくば信用できる人に出会えれば相談しよう、というスタンスで知識を増やしていきましょう。
より詳しい内容は、文字だけでは伝わらない、温かい肉声でお楽しみください。